ドイツ 物価

ドイツ渡航/生活ガイド 物価

ドイツの物価に大きな影響を与えているのが、付加価値税 (Mehrwertsteuer=MwSt.)。
これは、すべての商品やサービスの消費に対して課される、日本の消費税のようなものです。付加価値税は、一律19%(標準税率)と定められていますが、生活必需品に対しては、7%(軽減税率)が適用されるという2段構えの構造になっています。これらの消費税は、税込価格で表示され、販売されています。

7%の軽減税率が適用される食料品の中でも、特にドイツ人の食卓に日常的に登場するもの(パン、チーズやバター、牛乳、ヨーグルトなど乳製品、卵、じゃがいも、地場の野菜や果物、ハム、ソーセージなど肉類、ビール、ワイン、チョコレート、クッキー……等)は、スーパーマーケットでかなり安く手に入るので、自炊を心掛ければエンゲル*係数は低く抑えられます(*ドイツの社会統計学者の名前です)。最近は、一般的なスーパーマーケットでもBIO食品(ビオ:有機農法で作られた商品)が幅広く揃えられており、価格は多少高めに設定されていますが、BIOに関心が高いドイツ人に人気です。

一方、19%の標準税率が掛かるレストランなどでの外食の相場は、日本より高めです。テーブルサービスがある場合、会計時に支払額の10%程度をチップとしてテーブル担当者に渡すのがマナーです。また、嗜好品(電化製品、キッチン用品、靴、バック、眼鏡、サングラス、アクセサリー、文房具……等)も、日本より価格は高めの印象です。品質が良く、信頼のおけるブランド品は価格もそれなりということで、これは仕方がないでしょう。とは言え、電化製品は日本へのお土産には向きません。性能的にも言語設定やプラグ調整を考慮しても、日本でも使うものは日本で購入するほうが良さそうです。洋服などは、例えばH&MやZARAのような、日本でも知られているカジュアルブランドやファストファッションのショップが各地にあり、お手頃価格でファッションを楽しめるので、現地で購入するのも1つの選択肢です。ただし、ドイツ人に合わせたサイズ展開がされているため、小柄な方は適当なサイズが見付けにくく、在庫切れも覚悟しなければなりません。

【価格の目安】
外食 レストラン:10〜30€
インビス(立食い食堂):4〜10€
カフェのコーヒー 1杯:1〜3€
レストランのビール 1杯(500ml):2.50 〜4€
宿泊 ユースホステル:30€弱/泊
ビジネスホテル:60€〜/泊
家賃 シングルルーム 500€〜/月
ルームシェア(WG):350〜/月
余暇 サッカー観戦チケット(Bundesliga1部/ 大人):20€〜
クラシックコンサート(大人):15€〜
早割チケット・ドイツ鉄道(DB): 29€〜
トイレ チップもしくは入場料:50セント〜1€

* 日本では公衆トイレは無料が普通ですが、ドイツではほぼ有料と考えた方がよいでしょう。駅などにある公衆トイレの多くは、入り口に入場ゲートがあり、入場料を支払ってから利用する仕組みになっています。入場カード式になっている場合は、駅構内やアウトバーンのサービスエリアなど、対象店舗の商品の割引クーポンが付いている場合もあります。デパートやレストラン、カフェにあるトイレでは、出入り口に置かれたチップ皿に小額(20~50セントほど)でもチップを置くのがマナーです。