- ドイツ語を勉強したことは無いが、ドイツ留学(ワーホリ)はできる?
- 完全初心者でも語学学校の授業に出ることは可能だろうか・・・?
ドイツ留学やドイツ生活に興味はあるもののドイツ語は全くやったことが無い、という方もいらっしゃるかと思います。
義務教育で学んできた英語であればなんとか勉強できそうな気もしますが、まったく初めての言語の場合、「何から勉強をしたらいいのか?」「習得は現実的に可能なのか?」という疑問も出てくるのではないでしょうか?
初めてのドイツ語!独学は可能?
初めて学ぶ言語の習得。何から始めたらよいか悩むところですね。
特にドイツ語は特殊な読み方をするアルファベットもあるので、勉強の仕方が難しい!と感じる方も多いかと思います。
まずはは初心者向けの簡単な書籍や、旅行会話でよく使われるフレーズがまとめられた観光書等からドイツ語に触れて行かれるといいかと思います。
アルファベットの読み方の違いや、数字の数え方、初歩的な挨拶、名詞の種類の概要(男性名詞、女性名詞、中性名詞)といった基礎的なことについては、独学で勉強を進めていくことができるかと思います。
(アルファベットの読み方や発音については、動画配信サービスや音声解説付きの書籍を有効利用しましょう。)
もちろん独学でも進めていくことはできますが、特殊な発音が多い言語ですので、最初の時点で変な癖がついてしまわないように正しい発音方法を知ったうえで勉強を進めていくことを強くお勧めします。
カウンセラーからのアドバイス
例えば、ドイツ語にはkugelschreiber(ペン)やHochschulzugangsberechtigung (学歴上の資格)等のように、長くて難解な読み方をする単語が多く存在します。
読み方を振り仮名で完全に表すことはできませんので、独学の場合だと間違った理解で進めてしまうことも・・・。
後から矯正するのはとても大変ですので、最初の段階からしっかりと正しいテクニックを身につけましょう。
完全初心者が語学学校に行く場合
日本でも勉強を行うことはできますが、効率的かつ楽しみながら勉強するためにも現地で言語を学びたいという方もいらっしゃるかと思います。
多くの現地語学学校が、1週間単位での語学コース受講が可能です。(一部の学校では最低2週間からのお申込みを推奨している学校等もあります。)
よって、休暇を利用した短期留学から、正規留学やワーキングホリデー等の長期滞在の方まで、語学学校を利用することができます。
気になるのは「完全初心者の場合、語学学校に行っていいものか?」というところですが、学校に行きたくとも・・・
- 会話がままならない状態ではまず学校にたどり着けないのではないか?
- 教師が何を言っているのか分からないのではないか?
- 生活がそもそもできないのでは?
等の不安が出てくるかと思います。
実際、完全初心者でも語学学校のドイツ語コースは受講できます。
多くの語学学校にて、初心者用の開校日を設けてくれていますので(時期にもよりますが、月に1~2回ほど開校日を設けているのが一般的です。)、アルファベットの読み方や挨拶等の基礎からしっかり学ぶことができます。
特に初日は、英語を交えながら自己紹介やクラスの進捗についての説明を行ってくれる学校が多いです。
多くの諸外国からの留学生も英語でコミュニケーションを取ることができる生徒が多いため、生徒同士の会話も英語を交えながら意思疎通をすることができます。
(英語のレベルは人それぞれなので、あまり気にする必要はありせん。)
もし英語力にも全く自身が無いという場合は、日本人スタッフがいる語学学校を選ぶという方法があります。
何かあったときには日本人に日本語で相談ができる為、生活面、勉強面のどちらにおいても安心して渡航することができます。
参考:ドイツのスクールリスト
カウンセラーからのアドバイス
完全初心者用の開校日といっても、ドイツ語の基礎知識が頭に入っていない場合はかなり苦労することとなります。
授業を理解できないまま進んでいくとどんどん自信を失ってしまいますので、現地で楽しく勉強を行うためには日本にいるうちから少しでもドイツ語の概要を知っておくようにするといいかと思います。
渡航前に活用したいオンラインレッスンについて、次の項目でご紹介致します。
インプットはもちろんアウトプットが大事な理由
現地の語学学校で充実したドイツ語習得を行って頂くためには、ある程度の事前学習が必要です。
しかし冒頭でも触れましたが、変な癖がついたまま、間違った理解でやみくもに学習を進めていくのはお勧めしません。
あとから矯正するのも大変ですし、なにより手探りのまま独学を進めていくと、いつまでたっても自分の言語レベルに自信が持てないのです。
独学で行うインプットのみの勉強方だと、
- 自分が正しく発音できているか分からないので、いざという時言葉が出ない
- 学習項目が得意分野に偏り、自分が何が分かっていないのかに気づけない
- 不得意分野を避け、学びの範囲が狭まってしまう
等の弊害も出てきます。
そこで必要なのがアウトプットです。
やはり実際に先生と一緒にレッスンを行い、自分の発音を聞いてもらう、短い文章でもいいので意思疎通を行う、自分が書いた文章を見てもらう、というアウトプットを積極的に行うことで、勉強の質と習得の効率が格段に上がります!
日本国内で近隣にドイツ語教室がある場合や、ドイツ人講師の知り合いがいる方は、アウトプットを行うことにそれほど抵抗を感じることは無いかと思います。
しかし英会話教室に比べドイツ語教室は圧倒的に数が少ないため、効率的に学びたい方は、現地への留学、もしくはオンラインドイツ語レッスンをお勧めします。
オンラインレッスン参考
オンラインレッスンの場合だとクオリティが落ちるのではないか、コミュニケーションがとりにくいのではないか等と心配される方も多いかもしれません。
しかし最近のオンラインレッスンはとても高いクオリティの授業が提供されており、実際の教室で受ける授業と同じように勉強を進めることができます。
先生や生徒(グループレッスンの場合)の顔を見ながらレッスンを受けることができる為安心感がありますし、画面共有機能を利用して同じテキストを見たり、音声や動画をリアルタイムで視聴することもできます。
(宿題もきちんと出してもらうことができます・・・笑)
受講の方法としては、マンツーマンの個人レッスンや、他の国の生徒と一緒に受講できるグループレッスンもあります。
コロナ自粛が続く今だからこそ受講したい、週2回から受講できるオンラインレッスンもお勧めです。
ドイツ語を学ぶ目的、年齢、立場、国籍が異なる人たちと同じ空間でレッスンを受けるというのは、とても良い刺激になります。
また、実際の留学前にオンラインレッスンを受講する場合は、オンライン上でお世話になった先生に現地で実際に会うことができるという楽しみもありますね。
カウンセラーからのアドバイス
日本とドイツとの時差は7時間なので(冬時間になると、日本の方が、8時間進むようになります)、日本時間で夕方から夜にかけて、現地の日中のレッスンを受講することが可能です。
普段学校や仕事で都合がつかないという方は、個人レッスンの方が申込みがしやすくなるかと思います。
アフィニティでは留学先のご案内だけでなく、オンラインレッスンのご紹介も行っておりますのでぜひご相談ください。
自転車のペダルと同じ!漕ぎ始めが肝心!
勉強でもスポーツでも同じだと思いますが、新しい物ごとにゼロの状態からトライするとき、最初は苦しく感じることがあるのではないでしょうか?
- 何が何だかわからない・・・自分は本当にできるようになるのか?
- こんな難しいこと、毎日やったって無理に決まっている!
- 自分には向いていなかったんだ。無理だったんだ。
落ち込んでしまったり、ゼロからコツコツと習得する時間を無駄に感じてしまうこともあるかと思います。
どの分野にも共通することですが、ゼロからスタートしある程度のレベルまで引き上げることは容易なことではなく、計画的かつ継続的に続けていくことが必要になります。
自転車のペダルと同じで、漕ぎ始めはペダルが重くスピードが出るまでに時間がかかりますが、上手く漕げるようになればより遠くまでスイスイと進んでいくことができるでしょう。
途中坂道があったり、険しい道も出てくるかもしれませんが、乗り越え方を学んで行くことで行動範囲がどんどん広がっていきます。
言語習得も同じです。
覚えた単語や文法が増えることで、勉強スピードが加速したり、読める文献や会話ができる相手もどんどん増えていきます。
まずは最初の一歩を踏み出すことと、続けたいと思えるモチベーションを見つけることが、言語習得の開始時には大切なものとなります。
完全初心者も、社会人となり勉強する習慣や感覚が薄れてしまっている方でも、ドイツ語を習得することは決して不可能ではありません!
カウンセラーからのアドバイス
趣味で勉強している方もいれば、進学や仕事のためにドイツ語を習得したい方もいらっしゃるかと思います。
日本ではなかなか習得しづらい言語ではありますので、ドイツ留学やドイツ語オンラインレッスンにご興味のあります方は遠慮なくご相談ください。