【フライブルク短期留学】たくさんの人と、たくさんのチーズに出会った3週間

お名前N.H.様
留学先フライブルク
学校Kolping Bildungswerk e.V. Sprachschule zum Ehrstein
期間3週間

なぜドイツへ留学しましたか?

ドイツ語は⼤学で3 年間勉強していたのですが、勉強している内に実際にドイツに⾏ってつかってみたいと思うようになりました。

コロナによる渡航規制が緩和され、冬休みに⼊り時間に余裕もできたので、短期で留学してみることにしました。

滞在場所としてフライブルクを選んだのは、ドイツの中でも特に天気が良い街として知っていたのと、スイスやフランスに近く旅⾏しやすいと感じたからです。

実際、冬ということもあり寒くはありましたが、ほとんど⾬に⾒舞われることもなく快適に過ごせました。

また、フランスは時間がなく⾏けませんでしたが、スイスには観光しに⾏くことができました。電⾞で⼀時間ほどで到着したので、アクセスがよく⾏き来しやすかったです。

フライブルクの旧市街地にあった⽔路とそこに置かれた置物です。微妙に可愛くて撮りました。

今回の留学にて何が不安でしたか?

ドイツの⼊国⼿続きが⼀番不安でした。

⼊国審査は、ドイツでドイツ語を話す初めての瞬間であり、また時々別室に連れて⾏かれることもあると聞いていたので、列に並んでいる間はかなり緊張していました。

実際は少し質問されて終了だったのですが、ドイツ語で質問がくると思っていたら英語で質問されてむしろパニックになりました。

それと声が⼩さかったのか⼤きな声で聞き返されて⼼臓がバクバクしたのが思い出です。

ドイツ留学のスタートはどんな感じでしたか?

フランクフルト空港に着いてまずインターネットが使えないことに気づきました。

ドイツで使えるSIM カードは⽇本で予め買っておき⾶⾏機の中で交換もしたのですが、事前に開通⼿続きをしないといけなかったようです。

フライブルクのホストマザー宅への⾏き⽅は事前に調べていたのでなんとか辿り着けましたが、ICE に乗ってWi-Fi が使えるようになるまでは家族やホストマザーに連絡できないのが気がかりでした。

夜の23:30 くらいにホストマザーのお家に着いたのですが、ホストマザーは遅くまで待っていてくれたようで、お茶を⼀緒に飲みながら家のどこに何があってどう使うかなどを教えてくれました。

翌⽇朝9時からすぐに語学学校が始まったので、早めにベッドに⼊りました。

ホストマザー宅から⾒た夜景です。100 年ほど前に建てられたアパートの最上階にあり、毎⽇きれいな夜景が⾒られました。

留学中に何が楽しかったですか?

私はチーズが好きなのですが、会う⼈会う⼈に「チーズが好きです」と⾔うと、みんな各々のおすすめのチーズを教えてくれて、短期間で⼤量のチーズを堪能できました。

マンチェゴチーズとエメンタールチーズが特にお気に⼊りです。

語学学校から5 分ほど歩いたところにあるMarkthalle にあったチーズ・シュペッツレです。美味しかったですが多すぎて⾷べきれない分は持ち帰りました。
語学学校の近くのカフェにあったキッシュです。ジャガイモとマッシュルームのキッシュで、⾁は⼊っていませんでしたが⾮常にジューシーでした。

その他、何かおもしろいことがありましたでしょうか?

滞在中スイスのバーゼルに⾏ったのですが、ちょうどその⽇毎年恒例のカーニバルが⾏われていました。

⼣飯を⽬指して⼤通りを歩いていると、ヘンテコな被り物をした⼈が私と⼀緒にいた友達になぜかネギを差し出してきました。

特に欲しくはなかったので「ありがとう、でも⼤丈夫です」とお断りしたら去っていきました。

留学中、どこへ観光しに⾏きましたか?

スイスのバーゼルに友達と観光しに⾏きました。⾼級チョコレート屋さんに⾏って⾊々中を⾒て回ったのですが、どれも美味しそうで、けれど驚くほど⾼かったです。

結局トリュフを10個ほど買って帰りました。

チーズ屋さんにも⾏こうとしたのですが、前述の通りカーニバルの⽇だったためお休みでした。

代わりに現地のスーパーでチーズを何個か買って、おつまみ⽤のチーズを友達と分けっこしておやつ代わりに⾷べました。

バーゼルのスーパーで買ったチーズです。どちらもほんのり塩気がありおやつにぴったりでした。

語学学校Kolpingフライブルクはどうでしたか?

元々B1 のコースを取る予定だったのですが、プレイスメントテストの結果を⾒た校⻑が「B2も受けてみない?」とおっしゃってくださり、午前にB1コース、午後にB2コースを受けることになりました。

思っていたよりも勉強漬けにはなりましたが、確実に⼒がついたと思います。

また、授業の雰囲気もとても良かったです。

⽣徒みんな臆せず質問し、発⾔していましたし、お互い気さくに話せたので居⼼地が良かったです。

⼀点、お昼休みが元々30分しかなく、外で買って⾷べて帰るには短いなと感じました。

ただそれも、午後のクラスは⽣徒が少なかったのもあり、先⽣が「もう少し午後の授業の開始を遅らせることもできるよ」とおっしゃって、柔軟な対応をしてくださいました。

「ドイツに留学してよかった!」と思っているのはなぜですか?

留学前は「きちんとした⽂法で、きちんとした発⾳で話さなくては」と意識的にも無意識的にも気負っていたのですが、ドイツにいる内にそこまで肩肘張らなくてもよいと感じるようになりました。

ジェスチャーを駆使したり、相⼿に「これはドイツ語でなんて⾔うの?」と質問したりすることで乗り切れることが多々ありました。

また、ドイツ⼈と話していて、相⼿が⾒ているのは私の語学⼒だけじゃないと強く感じました。

その⼈の表情や纏う雰囲気、性格など、いろいろな要素を⾒た上で相⼿は接し⽅を決めているのかなと思います。

アフィニティを利⽤してよかったこと

担当のファビアンさんが私の希望や要望に出来るだけ添う形で滞在都市や留学内容を⼀緒に考えてくださったのが⼼強かったです。

質問も気軽にでき、疑問をその場で解消できたのがよかったです。

おかげでとても楽しい旅になりました。