中高生ジュニアコース

ジュニアコースに参加できる年齢は?

ドイツ語圏で開講している通年のグループコースは、18歳以上(一部、16歳以上の受入れ可能なコースもあります)。
ドイツ語圏では18歳以上が成人となるからです。

18歳(もしくは16歳)以下の場合は、通年のコースではなく、夏休みや冬休みなど特定のホリデーシーズンだけ開催されるジュニアコースへの参加をオススメします。

ジュニアコースでは、到着時の空港からステイ先までの送迎、毎日の通学の送り迎え、ホームステイや寮での食事(3食/昼食はランチボックス)、授業後の課外アクティビティと、常に宿泊先や学校で、教師やスタッフのコントロール下にあるため、未成年の海外留学でも安心材料が加わります。

また、一部の航空会社では現地到着までのフライトにアテンドのサービスをつけることができます(利用対象の年齢制限あり/有料)。空港での各種お手続き、乗継の際には、こうしたサービス利用をおすすめしています。
アフィニティでは未成年者の方に安心な有料特別サービスのあるフライトチケットのご案内も承りますので、お気軽にご相談ください。

未成年の渡航時における注意点

〜ドイツ大使館からの案内抜粋にてご案内いたします〜

未成年者(18歳未満の者)が一人で、または片方の親のみとドイツに渡航する場合、あるいは親権者以外の方とともにドイツに渡航する場合は、パスポートなど必要な渡航書類とあわせ、親権者による同意書(形式自由)および親権者のパスポート・身分証明書の写しの携行が推奨されます。

同意書は未成年のドイツ入国のための必須書類ではありませんが、親権者が子の渡航に同意している旨を明らかにするものであり、子どもの奪取や親権者からの不当な引き離しを防止する国境警察の業務を円滑に行い、未成年のドイツ入国をスムーズにするため、持参が推奨されるものです。

渡航同意書(ダウンロード)

同意書には以下の事項を記載することが推奨されます。

  • 渡航する子どもの身分事項(氏名、生年月日、旅券番号)
  • 親権者の身分事項(氏名、生年月日、旅券番号または身分証明書番号)と連絡先
  • (未成年の同行者がいる場合)同行者の身分事項(氏名、生年月日、旅券番号)

渡航同意書の書き方例(ダウンロード)

同意書の認証は不要とされていますが、あえて認証を付けることを希望される場合は、お近くの公証役場へお尋ねください。

ジュニアプログラムのコース例

具体的なジュニアプログラムの一例をご紹介します。

夏季シーズン限定コースで、年齢層で3つのグループ分け(6〜9歳/10〜13歳/14〜17歳)がされているプログラムです。このプログラムでは、ドイツ語または英語が学べます。

ジュニアコースの概要

留学地ハイデルベルク(フランクフルト国際空港から送迎移動で約1時間)
対象年齢6〜17歳 *16歳以上は一般コースへの参加も可
期間夏季(7月〜8月上旬)
学べる言語ドイツ語(完全ビギナーOK) または 英語(A2以上)
宿泊タイプホームステイ(平日は朝夕食事付・土日は3食付)または 寮
日本人スタッフ有(常駐スタッフ)

タイムスケジュール&課外アクティビティ例

月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日土曜日
ステイ先での朝食
授業(午前/9時〜12時15分)*土日は授業なし
ランチタイム(12時30分〜13時30分)
課外アクティビティプログラム(午後/13時30分〜17時)
ウェルカム・パーティーハイデルベルク散策動物園プールゲーム大会ネッカー川での遊覧ボート
ステイ先での夕食

料金例(ホームステイタイプの場合)

ドイツ語または英語コース週あたり 695ユーロ(約9万円強)* 〜<費用に含まれるもの>
・授業料
・宿泊代(ホームステイ)
・食事代(3食)
・課外アクティビティ参加
追加オプション学校〜宿泊先送迎 週185ユーロ〜
空港送迎(往復)  170ユーロ〜

宿泊タイプのバリエーション

14歳以上のジュニア対象で、寮(ユーゲントキャンパス24)滞在も可能です。
常時サポート付きで、ツインルームでの宿泊、フィットネスルームもある寮施設です。

カウンセラーからのアドバイス

初めての留学でさらにご心配の大きい方には、日本語で相談に乗ってくれる語学学校のジュニアコースをオススメします。

 

さらに安心!親子留学プログラムも可能な留学プラン

お子様の単身渡航に心配が大きい親御様には、親子留学はいかがでしょうか。
ジュニアコースに参加するお子様と並行して、お母様(またはお父様)は一般語学コースに参加していただくことも可能です。
宿泊先は、寮、アパート、またはホームステイ先でのダブルルームで、お子様とご一緒にお過ごしいただけるプランです。

お子様の海外生活が心配な親御さんには、安心感のある親子留学のパッケージプログラムになっています。

留学の経験から得るもの

ジュニア留学は、お子様の感性が豊かな時期に経験する、とてもインパクトのある実体験です。
親元を離れ、単身での渡航となり、かつ文化や生活習慣の異なる海外での海外生活になるため、ストレスも多く、当然のことながらホームシッックになりやすい環境下です。

参加されるご本人の強い意思(意欲)と、それをサポートするご家族との連携・チームワーク、そして適切な距離感やバランスも求められます。

また、ドイツ語圏でのジュニアコースは、ヨーロピアンの生徒さんの参加が大半です。
アジアからの参加は、どうしても少数派。そんなアウェー環境でも立ち向かっていける気持ちが大切です。

プログラムへの参加は、両親の同意が得られていることを前提に、単身でのコース参加でも問題ないこと、英語かドイツ語を使ってある程度の意思疎通ができることが求められます。

大きなチャレンジになりますが、短期のサマーコースの参加を通じて、ゆくゆくは将来の欧州留学や高校・大学進学の足がかりとなる方もおられます。

語学(ドイツ語)の習得はさることながら、長い目線で将来を考えた時に、海外の厳しい環境を目の当たりにして、こうした環境にも柔軟に適応する能力を養うことで、強い自主性を育み、進学等の選択肢が広がるきっかけともなるでしょう。

カウンセラーからのアドバイス

《ジュニアサマープログラム以外の中学・高校留学(現地校留学)を希望される場合》

現地公立校(ギムナジウム)で留学をしたい場合、最低でもB1以上*のドイツ語力が必要となります。
英語で授業を受けたい場合は、私立のインターナショナルスクールとなり、ギムナジウムを英語で受けることはできません。
*ドイツ語初心者がB1レベルになるための目安:週20レッスンのドイツ語コースを6ヶ月受講

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