ドイツライプツィヒ大学の国際物理学部へ留学し1年が経ちました。
なぜドイツへ留学しましたか?
好きな映画がドイツの映画であること、家族旅行でドイツに行き、好印象だったことが重なり、いつからかドイツ移住を目指すようになりました。高校生の時に海外留学という進路を知り、自分の夢を叶えたいと思い、ドイツへの留学を決めました。
今回の留学にて何が不安でしたか?
初めは、大学に受かるかどうかと寮が見つかるかどうかが不安でした。また、その二つが決まってからは友達ができるかどうかとそわそわしていました。留学自体に関しては特に不安はありませんでした。
ドイツ留学のスタートはどんな感じでしたか?
危うくオカルトを信じることになるほど、色々と上手くいかないことだらけでした。特に初日はICEの遅延し、迷子になりながらもStudentenwerk(学生互助会)が閉まるギリギリに間に合い、何とか学生寮の鍵を手に入れることができました。ただ、自分の家がある!と喜ぶのもつかの間のことで、寮内で自分の部屋が見つからなかったり、やっと見つかったと思えば、鍵を上手く扱えなくて中に入るのにも一苦労しました。
その他にも、住民登録や滞在許可書の取得をしに行くための予約がなかなか取れないことや、買ったカーテンが部屋にはまるものではないため、返品しないといけなかったり…と挙げきれませんが、ドイツ渡航して暫く不運とアクシデントが続きました。
ドイツの大学と日本の大学違うことは?
日本で通っていた大学とドイツで通っている大学の条件が少し違うので安易に比べることはできませんが、それでも言えることは、ドイツの大学において必修科目を途中でやめる人が多いということです。宿題の量が多いのと、試験のチャンスが3回しかないという部分が理由なのではないかと思います。
留学中に何が楽しいですか?
週末に公園でピクニックしたり、湖で泳いだりと自然とたわむれるのがとても楽しいです。
その他、何かおもしろいことは?
ルールを厳格に守るとイメージがあるドイツ人でしたが、車が通らないときに、少しワルい顔をしながら、「警察に見られてなし、大丈夫よね」と言い捨てて道路を渡って行ったおばさんがお茶目でもあり、自分のイメージと少し違ったドイツの様子が見れて面白かったです。
「ドイツに留学してよかった!」理由は?
これまでとは違うものと出会うことで、新しいことに気づけたことです。普段の何気ない日常もそれを支える基盤となるものが日独ではかなり違うので、そこで日本のすごいところに気づかされたり、逆にドイツの好きなところを見つけることができたりしました。また、学んでいる学部が国際色豊かで、多様性なのにお互いに認め合っている雰囲気が形成されているのがすごくいいなと思っています。
今後ドイツ語で大学進学をチャレンジしたい方へのアドバイスをお願いします
行きたい!という気持ちを忘れないで挑戦してください!!
アフィニティを利用してよかったこと
前例が少なさと言語の壁があり、情報量が少なかったのですが、丁寧なサポートのおかげでその壁を取り除くことができ、安心して大学の出願や渡航の準備をすることができました。