日本の大学でドイツ文学を専攻する現役大学生Rさんは、ドイツ第二の都市ハンブルクに1年間の留学を経験されました。好奇心旺盛で機転が利き、かつ行動力があってチャーミング。パワフルなお人柄を十二分に生かして、充実したドイツ滞在を満喫されたようです。
ハンブルクを留学先に選んだ理由は?
以前、ヨーロッパ旅行をしたときに訪れたことがあり、とても綺麗な街並みで、街全体が落ち着いていて、住みやすい印象があったことが留学先に選んだポイントでした。ハンブルクは港町で海の幸も豊富、そして方言が少ないフラットなドイツ語が話されている地域だったことも自分にとってはポイントでした。また、個人的にデザインに興味があり、北欧が近いロケーションも魅力でした。
ワーホリ生活はいかがでしたか
ワーホリではありましたが、(日本では学生として)約1年間ドイツ語をしっかりと習った自負、自信がつきました。語学学校やアルバイト、最後は旅行にも行きましたし、振り返ってみると、とても「忙しかった」という印象があります。あまり自分の時間を見つけられないほど、充実していました。
ハンブルクでの1ヶ月の生活費は?
家賃400ユーロ、交通費100ユーロは、ほぼ固定費で、そのほか食費・通信費(携帯代)は月によってそれぞれでした。物価(家賃)の高いハンブルクですが、中心部からは電車で25分ほどの郊外エリアに住んでいたので、家賃を抑えて、広い間取りで快適に住むことができました。けれど、日常的にハンブルク市内には、語学学校やバイト先へ通っていたため、結果として、定期代(学割は残念ながら適応外)が郊外で高くかかりました。お部屋探しの際は、交通費や利用頻度も加味してエリア選定をしたほうがいいかも。
アルバイト経験はいかがでしたか
アルバイト先は、ハンブルク市内にある日本食レストランでした。賄い支給もあり、美味しいものが食べられて、留学中、食に関してはとても助かりました。食費の節約にもなりました!
お部屋探しはどうやって探したのですか
知り合いのドイツ人の方に教えてもらった情報や物件で最終的に契約ができました。外国人がドイツで部屋を借りることは、結構難しいと思います。掲示板などにある賃貸物件は、詐欺の手口も多いので、十分に注意をして、詐欺の手口を把握した上で、物件を探すと良いと思います。また、契約をする際には必ず内覧(見学)はするほうがいいです。
ドイツへ渡航する前にしておけばよかったことは
1年間の滞在中には、体調を崩すこともあります。自身、渡航中に急に食物アレルギーが発症して、ドイツの病院に掛かる経験をしたので、保険の利用方法や支払い、保険会社への請求方法は、事前に確認しておくと安心だと思います。(特にドイツの場合は、ドイツの保険に加入するので)
ドイツ語上達のアドバイスはありますか
語学学校で基礎をしっかり身につけることは最低限必要ではあると思いますが、一方で、現地ではせっかくドイツ人が身近にいるので、ランゲージエクスチェンジのタンデムなども上手く利用すべきだと思います。生きたドイツ語が学べるし、同年代であれば、関心の高いことの情報交換がスムーズにできる可能性があります。
以前から海外旅行をする際には、カウチサーフィン(旅行アプリ)を利用していました。住居だけではなく、現地での集まりやイベント交流の投稿もあるので、利用のポイントやコツを抑えながら利用すると、交流が広がります。
ドイツではLINEはありますが、あまり普及していません。WhatsAppのアプリが中心で、ドイツ人の友達ができると、ドイツ語のテキスト打ちが早くなります(笑
アフィニティの渡航サポートは?
大学のゼミの先輩がアフィニティでドイツ留学をしていたので、紹介していただいたことがきっかけでした。海外旅行にも慣れていましたが、今回は長期の滞在だったので、渡航前サポートをお願いしました。航空券の復路変更など、渡航後もサポートをしてくれて良心的だったと感じています。
またドイツに行けるとしたら、行き(住み)たいですか
はい、ぜひ!!、笑
今回の留学を通じて、他のヨーロッパの国にも興味を持つようになりました。もともとデザインが好きだったんどえ、留学中に行ったデンマーク(ハンブルクから車で1時間ほどで行ける)や、スイスのデザイン専門学校なども気になっています。
ドイツの周辺国には、ワーホリができる国も多いので、2カ国目のワーホリなどにもチャレンジしてみたい気持ちです。
1年間の休学留学を利用して様々な経験を積んだRさん。
ドイツワーホリ滞在を経て、将来やりたいことのイメージや選択肢も広がり、
ドイツ語も上級まで習得されたたので生かせますね!