ドイツでは日本と違い、履歴書フォーマットやいわゆる履歴書セットというものは市販されていません。面接で自分のオリジナリティーをPRするのと同様に、自分らしさが分かる履歴書をパソコンでつくりましょう。留意したい点は、学歴、職歴、資格等が一目で分かる簡潔な書面にすることです。
ここでは、履歴書の中に盛り込むべき項目やドイツ語での書き方について、一般的とされるフォーマットをご紹介したいと思います。
社会人未経験者の場合
① コンタクト情報
氏名、住所(通り名、番地)、郵便番号、都市名、国名(ドイツ国外からの応募の場合)、電話番号(ドイツ国外からの応募の場合は国番号も)、メールアドレス
② 個人情報
出生年月日、出生地、国籍(国籍が重要な役割を果たすポジションへの応募の場合)
③ 学歴
就業経験がない場合は、学校の最終学歴(高校)からはじめ、大学の学歴を記入。大学の学歴には、学部・学科、学士や修士、博士など学位、学位取得論文のタイトルを記入。
④ 希望業務
具体的にどのような分野で、どのような業務に就きたいか、希望を記入。
⑤ アルバイト/インターンシップ経験
就業経験がなくても希望する職に有利になる場合に記入。インターンシップを行った場合は「Praktikum」として記入。
⑥ 外国滞在暦(留学など)
特に就業経験がない場合や、外国滞在経験が希望する職に有利に働き得る場合に記入。
⑦ 語学レベル
ドイツ語、英語、母国語等、語学力について記載する。語学力検定試験のスコアがある場合は、試験名、取得スコア(レベル)と取得日を記入
⑧ OSスキル
その他、特別な資格を有する場合は、この項目の下に追加記入
⑨ 興味・関心、趣味など
余暇をどのように過ごしているかは、企業にとっても関心が高いところですが、趣味をすべて列挙する必要はなく、特に力を入れ、何らかの実績を収めているものや、希望する職と関連がありそうなものに絞ると良いでしょう。一般的な「読書」や「映画鑑賞」「写真」などは避けた方が無難です。
⑩ 居住地、日付
⑪ 直筆の署名
社会人経験者の場合
① コンタクト情報
氏名、住所(通り名、番地)、郵便番号、都市名、国名(ドイツ国外からの応募の場合)、電話番号(ドイツ国外からの応募の場合は国番号も)、メールアドレス
② 個人情報
出生年月日、出生地、国籍(国籍が重要な役割を果たすポジションへの応募の場合)
③職歴
これまでの職歴をすべて記入。業務内容は、主なものを3~5点ほどに絞りましょう。特に大きなプロジェクトに携わった場合は、その内容と自身の役割も記入。
④ 学歴
最終学歴を記入。大学の学歴には、学部・学科、学士や修士、博士など学位、学位取得論文のタイトルを記入。
⑤ インターンシップ経験
⑥ 外国滞在暦(留学など)
特に就業経験がない場合や、外国滞在経験が希望する職に有利に働き得る場合に記入。
⑦ 語学レベル
ドイツ語、英語、母国語等、語学力について記載する。語学力検定試験のスコアがある場合は、試験名、取得スコア(レベル)と取得日を記入
⑧ OSスキル
その他、特別な資格を有する場合は、この項目の下に追加記入
⑨ 興味・関心、趣味など
余暇をどのように過ごしているかは、企業にとっても関心が高いところですが、趣味をすべて列挙する必要はなく、特に力を入れ、何らかの実績を収めているものや、希望する職と関連がありそうなものに絞ると良いでしょう。一般的な「読書」や「映画鑑賞」「写真」などは避けた方が無難です。
⑩ 居住地、日付
⑪ 直筆の署名
履歴書のほかに下記の書類をまとめ、ファイリングして送付するのが一般的な応募方法です。 (カバーに「Bewerbung」と書かれた応募書類一式を閉じるための専用ファイルも販売されています)
- カバーレター:写真と名前、コンタクト情報などを載せます。
* 履歴書の写真は、若干斜めの角度、笑顔で上半身を写したものが一般的に好ましいとされています。 - 志望動機書
- 就業経験がある場合、前の勤務先からの職務評価書
- 必要に応じて、語学や職業上の資格を証明する書類