【穴場】ドイツワーキングホリデー『語学力』別の都市選び方法

こんにちは。
元国家公務員留学カウンセラーとして、ワーキングホリデーや留学のアドバイスを行っています森山愛子です。
自身の留学経験や、北米、ヨーロッパでの就労経験をいかして、留学&ワーホリのコンサルタントという役割を担っています。

今回は、ドイツのワーキングホリデーで多くご相談を頂く「都市選び」についてご紹介致します。

①なぜドイツのワーキングホリデーが人気?

ドイツというと皆さんはどのようなイメージを持たれますでしょうか?
一般的なイメージだと、「ジャガイモ料理がおいしい」「ビールが安い」「きれいなお城や素敵な街並みがたくさん」等を思い浮かべる方が多いかと思います。
英語話者が多い国であるため、安心して訪れることができる国です。

更に留学生に魅力的な理由は何といっても

学費が安い!

ではないでしょうか?

ドイツ語や英語をリーズナブルな価格で学ぶことができ、無料で行ける大学があることから、真剣に勉強をしたい方にはとてもお勧めな環境です!

また、ドイツ語クラスには英語ネイティブの留学生もいる為、英語圏留学ではクラスメイトになることが無い人たちと一緒に勉強できることも魅力の一つ。

カウンセラーからのアドバイス

無料の大学に行きたい!ドイツ語ではなく英語で受講したい!というお問い合わせを多く頂きますが、英語で受講できる大学はほんの一握りです。(英語のみの大学場合ほとんどが有料)
詳しくは⑤ドイツで大学進学を考えている場合にて後述しますが、ドイツでの進学や就職をご検討されている方は、ドイツ語の習得をお勧めいたします。

②ドイツ語の基礎がある人にお勧めの都市

KÖLN(ケルン)

ケルン大聖堂で有名な都市。
観光客としての日本人は多いですが、日本人留学生が少ない環境であるため、しっかりドイツ語力をつけたい方にお勧めの都市です。
その分、日本人とのかかわりが少なくなることから、留学初心者やドイツ語初心者には少し厳しい環境かもしれません。
ドイツ語の基礎知識がある方にお勧めしたい都市です。

お勧め語学学校

タンデム・ケルン TANDEM Köln International Language School
*教会を改修したアットホームでおしゃれな学校!大人の雰囲気が好きな方にお勧め。


カウンセラーからのアドバイス

欧州最古とされるケルン大学は、国内唯一の国立体育大学のケルン体育大学、欧州最大級の音大のケルン音楽舞踊大学、ケルンメディア芸術大学など特色豊かな大学が多くなります。
オランダやベルギーまで約60KMと隣国にも近いため、国際高速列車タリスの停留駅でもあります。
デュッセルドルフにも近く、ケルン市内にユニクロもあるため、日本人にとっては住みやすい環境です。

③ドイツ語は初心者だけれども英語が中級以上の人にお勧めの都市

BERLIN(ベルリン)

ドイツの首都であるベルリン。
移民や留学生等、世界中から多くの人が集まることから、英語話者が多い都市。
アートやファッション、クラブミュージック等のサブカルチャーが盛んであるため、インターナショナルで自由な気風に溢れています。
外国人が多い都市のため、ドイツ語初心者の場合でも、英語ができれば生活がしやすい環境。
都会の雰囲気を味わいながら英語を使いつつ、ドイツ語を学びたい人にお勧めです。

お勧め語学学校

ジー・エル・エス GLS Sprachenzentrum Berlin
*施設の充実度はベルリン随一!


カウンセラーからのアドバイス

第1次世界大戦後のワイマール共和国時代には「黄金の20年代」の象徴として繁栄した街。
第2次世界大戦後の1961年に建設された「ベルリンの壁」は、東西冷戦の象徴として1989年に壁が崩壊するまで、数々の歴史の悲劇の舞台となったことでも有名です。
歴史好きな方にもぜひ訪れて頂きたい都市です。
ドイツの美大進学をサポートしているアトリエもあるため、アート進学の方にもおススメの都市。

④ドイツ語も英語もほぼ初級レベルの人にお勧めの都市

HEIDELBERG(ハイデルベルク)

ハイデルベルクといえば「ハイデルベルク城」
そこから一望できる城下町は、レンガの石畳と褐色の屋根が広がるとても素敵でロマンチックな町です。
中世の街並みが好きな方にはたまらない都市のひとつ。
コンパクトな街ですが大学もあり、中心部は賑わっていることから生活には困らない環境。
日本人スタッフのサポートが望める有名語学学校があるため、ドイツ語初心者の方でも安心して語学習得に臨んでもらうことができます。

お勧め語学学校

F+U アカデミー・オブ・ランゲージーズ・ハイデルベルク F+U Academy of Languages Heidelberg
*日本人スタッフのサポートが充実している安心の学校。


カウンセラーからのアドバイス

人口のおよそ4分の1に当たる約4万人の学生が暮らしている都市。
コンパクトな街ですが、昔ながらの飲み屋やレストラン、劇場もあり、余暇も満喫できるサイズ感が心地よい余暇も満喫できる環境です。
ハイデルベルク大学で日本語を学ぶ現地大学生とタンデムもできるかも!

⑤ドイツで大学進学を考えている場合

ドイツ大学進学・大学院進学を目指す方や、ドイツで学位取得後に就職したいという方も多いかと思います。

  • 学費が無料
  • 生活費を抑えることができる
  • 英語で受講できる学部がある

ということで、ドイツ大学進学はとても人気です。

しかし、学費が無料なのは国立大学であり、一部の課程(MA, M.Sc, Dr.など)や私立大学は学費が有料です。
また2017年秋学期以降は一部の州(Baden-Wuerttemberg)の大学では、EU外からの外国人学生を対象に有料の学費(1,500ユーロ=およそ20万円*/学期)が課されています。ご注意ください。

英語で入学ができ単位が取れる大学について

一部の学士課程(文系の場合は英文学、理系では工科系)と、修士課程以上では英語開講の選択肢もだいぶ増えてきました。
しかしそれ以外はまだメジャーではありません。
英語で受講ができる大学でも、入学時にはドイツ語力が必要な大学もあります。

カウンセラーからのアドバイス

英語で入学ができる大学は高額なものがほとんどです。
費用を抑えながら進学したい方におかれましてはドイツ語習得をお勧めします。
ワーキングホリデー期間中にドイツ語習得に励み、大学進学に必要な進学条件情報を収集するのもいい方法だと思います。
国立大学の場合、入学時期は年2回(Sommersemester/SS 夏学期4月~Wintersemester/WS 冬学期10月〜)です。
出願締切は、夏学期は1月15日冬学期は7月15日です。(全国統一)
専攻する学科、課程により入学時期が年1回の大学もありますので、事前にリサーチしておきましょう。

⑥ビザ申請に向けて気を付けたいこと

ワーキングホリデービザの申請は日本国内での申請が可能です。
大使館のホームページにて申請方法が日本語で記載されているため比較的分かりやすいかと思います。
他国の留学やワーキングホリデー経験がある方は「慣れているので大丈夫!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、他の英語圏とはビザ申請スケジュール感が異なる部分もあるため注意が必要です。

こんな点に注意してください!

  • 渡航日から逆算して90日前から申請可能になりますが、申請の際には渡航準備が全て完了している必要があります。お手配は全て済んでいますか?
  • ビザ申請の際には海外旅行保険に加入が必要ですが、日本の保険や格安保険ではビザ申請の要件を満たさないことも・・・
  • 航空券は購入していますか?一部シェンゲン協定国経由の航空券だとビザ受給ができなかったケースもあります。
  • 資金証明は準備できていますか?ギリギリに準備しては間に合いませんよ!

カウンセラーからのアドバイス

初めてのビザ申請の方や、計画的に手続きを勧めていきたい方はぜひご相談ください。
アフィニティでは語学学校のご紹介から、出発までの準備をお手伝いしています。
英語圏やフランス、スペインでのワーキングホリデーもご案内しておりますので、ドイツと比較検討していきたい方も遠慮なくご相談ください。

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